こんにちはシンジです。
2019年8月9日より「日本一周」「世界一周」をスタートします。ブログでは世界一周の方法などの情報を、YouTubeでは世界一周の様子を発信しています。
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海外での支払いや海外旅行保険のサービスがあるので、短期・長期にかかわらず旅行をする上でクレジットカードは欠かせません。
世界一周の準備としてクレジットカードについてはサービス内容について会社に確認をするなどしてかなり調べました。その中からおすすめのクレジットカードを紹介します。
年会費無料で希望するサービスが付いているカードはそんなに枚数がないので、申請できるものは全て申し込みをしておいた方が良いと思います。特に仕事を辞める予定がある方は退職前にできる限り申請をしておきましょう。
目次
クレジットカードに求めるサービス
クレジットカードと一言に言っても提供するサービスはそれぞれ違いがあります。年会費の高いカードであれば一枚で求めるサービスを全て備えているかもしれませんが、年会費が安い・無料のカードではそうは行きません。
必要なサービスを提供するカードを用途に合わせて複数枚用意する必要があります。
<長期の旅に必要な3つのサービス>
①安い手数料で海外で支払い・キャッシングができるカード
②自動付帯(出国のすると同時に保険期間がスタート)の海外旅行保険が付いたカード
③利用付帯(ツアーや公共交通機関の料金など旅行にかかる費用をクレジットカードで決済することで保険期間がスタート)の海外旅行保険が付いたカード
※一般的にクレジットカードについている海外旅行保険の期間は90日です。自動付帯の保険の期間が終わった後に利用付帯の保険をスタートさせるとことで保険期間を90日加算することができます。

クレジットカードを選ぶポイント
僕の旅のテーマは「いかに節約し、旅を続けるか」です。
なので、お金をかけてもいいので快適な旅をしたいという方とはポイントが違うと思います。
<クレジットカードに求めること>
・年会費無料(条件次第で2年次以降無料などは含まない)
・上記の「必要なサービスを1つでも満たしている」
<クレジットカードに求めないこと>
・特典(入会特典など)
・ポイントやマイレージの機能
・空港ラウンジなどの利用
安い手数料で海外で支払い・キャッシングができるカード
手数料の安いクレジットカード
参照:クレジットカード完全比較 為替レートの良いクレジットカードでお得に海外旅行を楽しもう
クレジットカードで支払う際の手数料は1.60〜2.16%と各会社でそれほど違いはないようです。なので、ポイントを貯めているカードや日頃から使っているカードで良いと思います。
気にしないといけないことは、どの国際ブラントを持っているかです。ブランドによっては海外では使えないこともあります。
国際ブランド名 | 特徴 |
VISA |
・審査が通りやすい ・海外でも使える |
Mastercard |
・海外でも使える |
JCB |
・手数料が安い ・海外では使えない場合がある |
American Express |
・使える場所が少ない ・年会費が高い |
Diners Club |
・使える場所が少ない ・年会費が高い |
VISAカードとMasterカードを持っていれば、クレジットカードが使える場所ではほぼ決済が可能です。なので両ブランドのカードを一枚づつは用意しておけばクレジットカードでの支払いには問題がないです。
そのほかのブランドについては、支払い目的では持つことはないでしょう。
キャッシングの手数料を安くできるおすすめカード
【セディナカード(セディナJiyu!da!カード)】

このカードの特徴は「繰り上げ返済」がネット上でできることです。
他に同じようなサービスを提供しているカードが他にないので、世界一周に必須のカードと言っても過言ではありません。
<キャッシングの利息について>
クレジットカードでキャッシングをすると大体年間(366日)18%くらいの利息が取られます。なので1日に換算すると
(18÷366)%=0.049…% 約0.05%
10万円をキャッシングすると1日に約50円の利息が取られます。
さらに、一般的に決済が終わって返済がされるのは1ヶ月後なのでその間の利息が加算され
50円×31日=1550円が10万円をキャッシングする際の利息になります。
利息を安くするためには決済から返済までの日数を短くする必要があり、これを「繰り上げ返済」と言います。
セディナカードでは決済後2,3日で「繰り上げ返済」が出来るようになるので、ネットで忘れずに処理をおこなえば、100〜150円程度の利息で10万円のキャッシングをすることができます。
手数料の安いおすすめデビットカード
【Sony Bank WALLET(デビットカード)】

デビットカード:使ったその場で口座からお引き落としされます。なので銀行にに入っている残高を超えて支払いをすることができません。
Sony Bank Walletの特徴は、クレジットカードではないので審査がない。VISAカードの加盟店であればカードのみで決済ができる。外国口座に預金があれば手数料なしで決済ができるということです。
参照:MONEYKit
日本円をドルの外貨預金に移す場合の手数料は1ドルにつき15銭。
1ドル=100円とすると、10万円を外貨預金に移す際の手数料は150円。外貨預金から支払いをする際の手数料はかからないので、手数料は150円だけで済みます。
対応している外貨が10種類と少ないで、いろいろな国を転々とする旅には向きません。しかし、ヨーロッパ周遊やアメリカ横断など行き先が決まっている旅に使用にはオススメのカードです。
詳しくはソニー銀行のホームページで確認ください。
海外旅行保険が付いたカード
<海外旅行保険の注目する項目(年会費無料のクレジットカードの場合)>
・死亡保険金(他社のカードと合算不可)
※3000〜5000万円程度の補償があり十分。
・傷害・疾病治療費用保険(他社のカードと合算可)
※100〜270万円の補償があるが一枚だけでは不安。
・賠償金責任保険金(他社のカードと合算可)
※数千万円以上の補償があることが多く十分。人に迷惑をかけないように気を付ける。
・携行品損害保険金(他社のカードと合算可)
※一枚のカードでも10〜30万円を補償してくれるので十分。高価なものを旅には持っていかない。
・救援者費用保険金(他社のカードと合算可)
※一枚のカードでも200〜400万円の補償があり家族の交通費・宿ぐらいなら十分。
等の項目が海外旅行保険にはありますが、大切なのは病気や怪我を補償してくれる「傷害・疾病治療費用保険金」だけです。
「傷害・疾病治療費保険金」だけは一枚のクレジットカードの海外旅行保険だけでは心細いので、複数のカードで補償を手厚くする必要があります。
<地域別医療費の目安>
参照:海外旅行保険節約研究所
病気の大きさにもよると思いますが、アメリカを除く地域であれば300〜600万円程度の補償があれば大丈夫のようです。
できる限りクレジットカードの海外旅行保険を利用して、カバーできない分は保険会社のサービスを利用しましょう。
自動付帯の海外旅行保険の付いたクレジットカード
色々と探してみたのですが、「年会費無料(条件次第で2年目以降無料含まない)」で「自動付帯の海外旅行保険」のサービスを提供している会社は少なかったです。
保険の金額が大きくオススメできるのは2枚だけです。
【エポスカード】

保険の種類 | 保険の金額 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
エポスカードは年会費が無料であるにも関わらず病気・怪我に対する補償が手厚くなっています。さらに、自動付帯のカードとなっているので海外旅行行く際にはぜひ持っておきたいカードです。
詳細はエポスカードのホームページで確認ください。

【REX CARD】
参照:REX CARD
保険の種類 | 保険の金額 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
REX CARDの補償内容も病気・怪我に対する補償が200万円ずつと手厚くなっています。保険会社はJACCSのようです。
ただし、申請の際の審査が厳しいように感じました。
僕は退職前にかなりの数のクレジットカードを申し込んだのですが、唯一REX CARDの申請は落ちてしまいました。
詳細はJACCSのホームページで確認ください。
利用付帯の海外旅行保険の付いたクレジットカード
利用付帯のカードを持つ理由は、自動付帯の海外旅行保険の期限が切れた後の保険を補償するためです。
利用付帯のカードでも、出国前に決済しなければならないもの、出国後に決済をできるものなど条件が異なります。
長期旅行のために利用付帯のカードを持つのであれば、日本を出国した後に保険期間を開始できるカードでなくてはいけません。
❌ 出国前に決済が必要 → 出国と同時に保険期間が開始
⭕️ 出国後の決済でも大丈夫 → 出国後の決済時から保険期間が開始
上の条件を満たすサービスを提供するクレジットカードもそんなに多くないです。
そんな中で今回紹介するカードは、出国後に保険期間を開始できることを確認できたのでオススメします。
【リクルートカード】


保険の種類 | 保険の金額 |
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
リクルートカードは3ブランドがあり、VISA/Mastercard は三菱UFJニコスが発行。JCBは株式会社ジェーシービーが発行しています。
保険の金額は病気・怪我に対して100万円と少ないのですが、個人で2枚(JCBとVISAまたはMastercard)申請することで金額を2倍にできるのでとてもおすすめです。
詳細はリクルートカードのホームページで確認ください。

【JCBカードW】

保険の種類 | 保険の金額 |
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
JCBカードWも株式会社ジェーシービーが発行するカードで保証内容もリクルートカードと違いはありません。
詳しくはJCBカードのホームページを確認ください。
年会費無料のクレジットカードだけで医療費をカバーできるのか?
上記では年会費無料で海外旅行保険が付いているクレジットカードを紹介してきましたが、それぞれの保険の金額をまとめるとこうなります。
<自動付帯のカード(1~90日目まで)>
クレジットカード名 | 傷害治療費用 | 疾病治療費用 |
エポスカード | 200万円 | 270万円 |
REX CARD | 200万円 | 200万円 |
合計 | 400万円 | 470万円 |
<利用付帯のカード(91~180日目まで)>
クレジットカード名 | 傷害治療費用 | 疾病治療費用 |
リクルートカード(JCB) | 100万円 | 100万円 |
リクルートカード(VISAもしくはMastercard) | 100万円 | 100万円 |
JCBカードW | 100万円 | 100万円 |
合計 | 300万円 | 300万円 |
結果は300〜470万円ぐらいは医療費をカバーできるので、アジア圏の旅行ではおそらく病気をしても大丈夫でしょう。
しかしヨーロッパやアメリカなどで大きな病気や怪我をするとカバーし切れないかもしれません。
保険に対する考え方は人それぞれなので、上の金額で十分だと考える人もいれば、お金をかけてでも無制限の保険が欲しいという人もいるでしょう。
番外編(上記以外で持っているカード)
【楽天カード】
保険の種類 | 保険の金額 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
年会費無料で海外旅行保険が利用付帯でついています。しかし、出国前に決済をしないといけないので保険期間を伸ばすためには使えません。
困ったときにすぐに電話に出てくれないのが問題ですが、大きな会社なので色々なサービスがあって利用しています。
詳しくは楽天カードのホームページで確認ください。
【アメックスゴールドカード】

保険の種類 | 保険の金額 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
このカードは一年目年会費無料キャンペーン、自動付帯の海外旅行保険、空港ラウンジの特典に惹かれて申請をしました。
問題なのは年会費が年間29,000円もすることです。2年目以降は継続はできないと思います。
ですが、電話対応は物凄くいいです。電話にはすぐに出てもらえて、こちらの相談にも柔軟に対応をしてくれました。
1年間は何かあった時の相談窓口として利用したいクレジットカードです。
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クレジットカードについての豆知識
・クレジットカードをいくつも解約していると新しいカードに通らなくなる。
特典欲しさに1年目無料のカードを申請して、すぐに解約するのはあまりしないほうがいいでしょう。完全に年会費無料のものをおすすめします。
・海外旅行保険の「傷害死亡保険金」以外の項目は複数のカードで合算可能
・保険を使うときに連絡するカード会社は1社だけでいい。
複数カードを所持している場合でも、窓口となる1社に連絡をすれば他のカード会社とやり取りをしてくれる。一番頼りになりそうなカード会社を選んでおきましょう。
・旅行の際にクレジットカードを持参する必要はない。
クレジットカードの情報さえわかれば、カードを日本に置いていても海外旅行保険のサービスを受けることができる。
まとめ
この投稿では、長期の海外旅行の際に役に立つクレジットカード・デビットカードを用途別に紹介しました。
番外編以外で紹介したカード以外は全て年会費無料なので全て申請をしても損はないと思います。
僕自身、複数のカードを申請しましたが今の所問題はありません。個人情報が漏れたり、宣伝のメールがたくさん来たりなどはないです。
<支払いに使うカード>
・セディナカード
<自動付帯のカード>
<利用付帯のカード>
・年会費永久無料【リクルートカード】 (JCB)
・年会費永久無料【リクルートカード】 (VISAまたはMastercard)
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